何故日本に健全な野党が生まれないのか?(最終回)
1,日本人全体の保守主義の蔓延
→1億総中流意識
→当然なことながら「現状維持」優先で、考え方が保守となる
→「現状維持」が最善だから改革しない、たとえしても些末な改革のみ
→あらゆる社会で事なかれ主義が定着
→忖度社会出現とその忖度に乗っかる組織の定着
→あらゆる層が、自ら考えない、議論しないゆえの思考の停止
→また忖度で忖度能力だけの発達
2,何故「考えない」「思考しない人」が増えた背景
→情報過多
→ものの軽重含め取捨選択できない
→したがって情報の分析もできず、分析に基づいた思考もできず、そこから自分の考え方、ひいては自分の生き方を導けない。
→過多な情報の中で溺れ、その1部をそのまま自分の考え方として錯覚する「うすっぺらい」人間の登場
→SMS、LINEの登場
→人に逢わずとも生きていける(孤独ではない)
→人との接触がないゆえ、直接顔を見ない
→相手の感情の動きが分からない、したがって「気遣い」がない
→日本文化になりつつある
3,「政治家の質の低下」は当然の帰結。
→政治家はキャリアが必要ない職業だけに特に上記1の影響をもろに受ける。
→あたゆる社会においてトップに行く人は能力ではない
→トップになれるのじゃ主流に可愛がられた人
→主流に可愛がられるのは、主流に忖度した人
→そのようなトップは、トップになっても忖度しかしない人
→これが今の日本の政治の指導者の姿
→野党が悪いのは、ここに「教条主義」が入り込む
→個人の魅力はゼロ
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