医療崩壊?
コロナ禍の広がりが抑えられない。やっと国会も始まったが、相変わらずの与野党ともに原稿読みで、これが本当に質疑応答になっているのか、甚だ疑問!
それにつれてマスコミは医療崩壊を盛んに流している。世界有数の医療水準、病床数、医師数、看護師数を誇っている日本が、世界のコロナ猛威の40分の1程度で何故医療崩壊か、との疑問が起こっている。実態は、國公率の病院以外の私立の病院の受け入れが極端に少なく、その調整機能を政府が持っていないことに起因しているらしい。
この解決に、ある感染学者が「非常に簡単で、受け入れ病院に補助金を大量に投入し、その医療従事者に大金を交付すれば問題なくすぐに解決する」と述べていた。これにコメンテーターで出席した感染学者も全く異を唱えなかった。
ちょっと待って!!
「医は仁術」といって無償で奉仕しろとは言わないが、「お金」だけで物事が解決するというのも悲しすぎるように感じる。今の緊急宣言下では、日本国民全員が何らかの忍耐を強いられている状況下で、医者も看護師も同じく忍耐すべき時なのだろうと思う。国民が一体となってあるいは結束してこの危難に乗り越える、あるいは乗り越えられる国民であって欲しいし、そういう国であって欲しい。
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コメント
不毛の政治家、定見のないマスコミ、何も動かない財界と、情けない日本が現出しているが、一方国民個人も、飛行機の中であえてマスクを着用しないとか、受験生の中に紛れて鼻マスクで迷惑をかけ、布マスクを着けている人を敢えて捕まえて暴言を吐くなど、理解しがたい行動をする人も散見される時代になったようだ。
どこか「希望の光」が見えるようになってほしいものである。
投稿: ちゃちゃ | 2021年1月20日 (水) 20時02分